通関士に向いている人と年収

通関士の概要はわかったものの、資格を取るのは難しそう。通関士に向いている人はいったいどんな人なのでしょうか。通関士向きの人と、気になる年収について調べてみました。
　

通関士に向いている人

貿易に興味がある
海外との輸出入を取り扱う仕事ですから、国際取引や貿易に興味がある人は通関士に向いています。

好奇心・知識欲が旺盛
あるモノを輸出入するときに、そのモノに対して種類を分別したり、どんな商品なのかを分析する必要があります。実際に目で見てカテゴリーに分け、使い方を知り分類する。知識欲や探求心が求められます。

事務作業が得意
不備がないように複雑な書類を作成する能力が必要です。税関を通すための手続き書類を作るので不備があった場合その商品が税関を通ることができません。責任感を持って地道に作業する能力も必要になります。

コミュニケーションが得意
通関士は税関職員や、輸出入を依頼する客とコミュニケーションをとる必要があります。商品について知るための情報収集や、税関職員に商品説明をするとき、円滑にコミュニケーションを図れた方がよいのです。

通関士の平均年収ってどれくらい？

通関士の年収といわれても、通関士という仕事にもピンとこないのに年収なんて見当がつきませんよね。ここでは参考までに通関士のおおよその年収をお教えします。

通関士の平均給与は採用された会社にもよりますが、おおよそ以下の通り。

・資格手当・・・給料と別途5000円～15000円
・初任給・・・17万円～19万円ほど
・ボーナス年2回・・・2か月～

というのが一般的。年収に換算するなら一般社員で450万円前後となるのではないでしょうか。非常に高給取りってわけでもないですし、薄給ということもなく、まずまず一般的な年収は確保できそうですね。