リップルってなに?

XRPと呼ばれているリップルコインですが、いったいこれは何なのでしょうか。ビットコインや普通のお金となにが違うのでしょう。今回は、リップルコインがどんなものなのか、解説いたします。

今回解説するリップルコインは、通常XRPと呼ばれているもので、日本語で表記するため便宜上使われているものですが、わかりやすくするためリップルコインと書かせていただきます。

リップル本来の意味

リップルコインの言葉の中にある「リップル」という言葉の意味には、波紋やさざ波といった意味があります。また、今回は便宜上リップルコインと書かせていただいていますが、リップルコインのリップルには仮想通貨の意味が存在せず、実は「送金システム」のことを指しているのです。

そのため、リップルコインとはリップルという方法で送金される通貨である、ということになるのですね。

リップルの仕組み

リップルには送金システムという意味合いがあるという話のとおり、リップルを使い送金することができます。銀行では、時間外では送金が翌営業日にならないと行われなかったり、相手が日本円以外での送金を求めてきていたりするのであれば、それに合わせてこちらから送金する通貨を変えてから送金する必要があります。

ですがリップルでは、かなりの短時間で休日でも夜中でも送金が可能であり、さらには相手がどのような通貨で受け取りたいのか考える必要なく、指定された額だけ送金すればいいというシステムを採用しています。

リップルは送金システムですが、希望する通貨にかかわらないという特徴を持っているのです。

リップルのメリット

通貨を気にする必要がない
先ほど紹介したとおり、リップルを通せば相手がどのような通貨を望んでいるのか気にする必要がなく送金することが可能なシステムを構築しています。国際的な送金に便利と言えます。

送金が素早い
リップルは送金が素早いため、急いで送金したい場合にもってこいです。例えば、大型連休を挟み銀行振り込みでは時間がかかってしまうときでも、リップルならばすぐに相手に送金ができるため、国内の利用でも早い段階でオークションの品を送ってもらうことだってできます。

リップルコインの正式名称は?

リップルコインは、正式名称がXRPであり、1XRPのように数えられます。円が1円と数えられるようなものですね。正式名称がXRPであるため、取引の際にも1リップルコインという表記でなく1XRPという表記をされるのが普通です。